講演者: 浜向 直 氏 (早稲田大学)
題 名: 不連続なソース項を持つハミルトン・ヤコビ方程式に対する粘性解理論とその解の長時間挙動
日 時: 2014年5月16日(金)18:15〜19:15
場 所: 早稲田大学14号館7階717AB室
アブストラクト:
ステップ源と呼ばれる外部供給源のある結晶成長を考える。
この現象は、空間変数について不連続なソース項を持つハミルトン・ヤコビ方程式によって記述されるが、従来の粘性解の意味では解の一意性が成り立たない。
そこで本講演では、方程式の不連続性を反映する新しい粘性解の概念を導入し、解の比較定理と存在定理、そして最適制御理論に基づく解の表現公式などについて得られた結果を紹介する。
さらにスケール極限を調べる方法を用いて、解の長時間挙動についても考察する。
このセミナーのあと懇親会を行ないたいと思いますので、奮って御参加ください。
(懇親会のみのご参加も大歓迎です。)
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世話人
谷山 公規 taniyama+@+waseda.jp
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星 明考 hoshi+@+math.sc.niigata-u.ac.jp
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